年代物のコインケースのバネホックが駄目になって、ずっと保管していた。想い入れのあるものなので捨てるのは。。。カルティエに持ち込めば高額になるがリペアできるらしいが、今回はDIYでバネホックを交換してみた
まずYouTubeで交換する手順を調べてみた、詳しく解説されており感謝です
ふむふむ、専用の工具とバネホック小がいるのね、密林でポチ
付属工具、右から下穴用ポンチ、凹用打ち棒、凸用打ち棒、打ち台金具
凹部詳細、穴真ん中に見えるのがバネ
凸部詳細、左:ホック 右:固定用オス(裏側に入れる)
作業手順書が入ってた
このコインケースの凸部は蓋側に、凹部はケース側についてる。凸部を取るには蓋側を解体しないと駄目みたい
それでは蓋側の解体開始
①角部の化粧金具を取り外し
②接着剤と糸で縫われていた部分をカッターでばらして開けると、凸部裏側が見える。内皮+下紙+外皮の三重構造と凝ってるね
③凸部をニッパーで取外し
④凹側もニッパーを使って取外し
取り外した部品、上側が凸部 (裏側にプラ板まで付いてた) 下側は凹部
⑤凸のホックを取り付け、あて布とプラ板(惣菜が入ってたプラケースを切り取りで流用)も一応付けた。凸ホック+内皮+あて布+凸オス部+プラ板の順番
工具を使いカシメ、ハンマーで叩くと簡単に固定できた
⑥凹ホック取付、バネ部の写真を撮り忘れた
⑦木工ボンドで剥がした外皮と下紙・内皮の三重を接着してミシン糸で一応周長を手で縫った。カッターでばらした時に外皮の折返し部が汚くなったけど、まぁ仕方なし
⑧一応完成
所 見
・作業時間は2時間くらい。。。慣れてないと大変だわ
・凸部はダボ、凹部はバネと言うらしい
・密林で買ったセット商品は格安だが、1セットしかホックを使わなかったので一杯余った。。。もう使うこと無いよなぁ
・ブランド品は正規店もしくはリペア専門店に依頼すれば新品同様になるみたい、だが費用もそれなりに掛かるとのこと。解体してみて、その造りの良さに感心したわ