コロナの関係もあり、乗ることのなかったNCのエンジンオイルとフィルターをホンダ・ドリームで交換してもらった。ついでにさっと外装周りを掃除していたら、リアブレーキのキャリパーピストンに点錆が出ているのは発見した。昨年にフロントブレーキのパッド交換をしていたので要領はおおよそわかるから、パッド残量の点検も兼ねて整備したみた
マフラーの裏にブレーキキャリパーがあるので作業しやすいようにマフラーを取外す
ブレーキホースはスイングアームに2ケ所固定されているのでこれも取外し、ホースを固定しているプラ製ガイドが経年変化で脆くなっておりもう寿命ぽい
①:パッドピン ②:12㎜固定ボルト ③:12㎜固定ボルトでパッド交換だけであれば③は緩めるだけでOK。今回は一式取外すので全部を緩めて取外し
キャリパーを取外してピストンを点検すると錆が、数か所に発生していた
まずは①:パッドピンを緩めてパッドを取り外して、洗剤と歯ブラシでごしごし
ピストンを回して裏側も綺麗にしたいが、手では固くて無理。。。専用工具があればできるらしいが無いので。。。考えて代用できる工具が手元にあった。それがポンプ・プライヤー!でも直にピストンを回すと表面が傷だらけにになるのでこれを使ってみた
どっかで貰ったゴムの腕輪!
これをピストンとプライヤーの間にかませばピストンを簡単に回せたわ
錆は#1000耐水ペーパーと細目コンパウンドで綺麗にした
おぉ綺麗になった!この後、ピストンにシリコングリスを綿棒で薄く塗布
パッド残量はまだ大丈夫そう
逆順で組付けて完了
所 見
・専用工具(ピストン脱着ツール)が無くても、なんとかピストンは回すことができたが取外したり、交換をするならばあった方が楽な気がする
追記:フロントはピストンが2つなのでこの方法は無理だね
・ブレーキレバーを手で押すとピストンが出てくる、引っ込めるのは手では固かったので、ここでもポンプ・プライヤーを使った。キャリパーとピストンにウェスを噛ましてプライヤーで挟み込む、これを数回繰り返してピストンをなじませた。でも手で押し込めないのはシールが硬化しているのかも
・テストでブレーキをかけた後にピストンが若干引っ込むことも目視で確認できた、これでブレーキの作動としては問題ないらしい?
・ピンと固定ボルトには一応シリコングリスを塗布、②のボルトにはネジロックも塗布しておいた。また、そろそろ経年劣化が心配な各ゴム材質にはラバープロテクタトを噴霧した
・慣れない作業で今回も2時間近く掛かってしまった。。。今年夏に3回目の車検となるが走行距離は26,000kmと少ない、最近車体の重さがちょっと苦痛になってきたからか乗ることが少なくなってきている。これをメルカリで売って、原付二種スクターがほしいなぁとよからぬことを思案中