キャリパー整備のあと何故か踏みごたえがスポンジーなので、フルードを交換してみた。3年前に使ったのがまだ100cc位残ってたので再利用…色がまだ綺麗なんで大丈夫と思うが?使用してなくても吸湿性が高いためこんな使い方はダメなんだけど。フルードは2年毎に交換するのが普通らしい
フレームの後にあるカップ、作業性は相変わらず良くないね
8ミリT型ボックスドライバーで固定ボルトを緩める
前回は針金とテープでフレームに仮止めしたけど、今回はSUS金具をL字型に折り曲げて仮ステーを作り、カップを固定してみた。最初はM6ビスナットでカップ固定穴を通して金具穴に固定するはずだったが、カップ裏面の位置決め用凸部が邪魔してうまく固定できずorz 養生テープで固定した。カップ下に接続されているホースもフレーム側に上に引っ張るようにテープ止めすると水平出しが楽です
M4ネジを2個緩めて、キャップ、プレート、ダイヤフラムを取外し。ダイヤフラムが少しへたっている感じだがそのまま再利用
フルードをエア抜きポンプで吸い出し、底にスラッジが少し溜まっていた
カップにフルードを入れてキャリパーのエア抜きコックにテフロンチューブを繋ぎ、ブレーキを手で押して、コックをM8メガネで緩めて、の繰り返しで新しいフルードに入れ替えて完了
所 見
・古いフルードの色も劣化が無いよいうに見えたが、元の色が緑に着色されたものだったので色からの判断が難しいね、次回は普通の色無しにしようと思う
・ホームセンターで購入した金具はM6用下穴がたくさん開いているものだった。固定ボルトをM8と勘違いして、丸ヤスリでギコギコかけて下穴を大きくしたのは無駄な作業でした。パーツリストを見たらM6×14と明記されてたよ~くたびれたのに(^^;;;
・はじめは手を抜いて、コックを緩めておいてエア抜きポンプでフルードを吸い出してやろうとしたけど、「キャリパー内抵抗+チューブ内抵抗」>ポンプの吸引力のためか全然吸い出せずに失敗でした。これはカップに溜まっている古い液の吸出し用途のみですな
・ダイヤフラムの役目を調べてみた、劣化して気密性が落ちると良くないのね
「ダイアフラムは、ゴムで作られており、ブレーキパッド摩耗などによりブレーキフルードが減少するとダイアフラムが変形し、凹んで空気が入らないようにする役割」