コロナウィルスで外出を控えていて時間ができたので、以前に買っておいたウェイトローラーに取り換えてみた、標準は11.7g×3個=35.1gだけど今回は5.5g×6個=33gとした
キタコ(KITACO) スーパーローラーセット(5.5g/スズキB) レッツ/ZZ/ストリートマジック/アドレス110等 462-2106055
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: Automotive
取替手順は下記HPとYouTubeを参考とした、感謝!
https://lets4.coiio.com/?p=142
【メンテ012】ウエイトローラー&スライドピース交換@レッツ4G
別途購入した32㎜のメガネレンチ、これがないと作業が捗らない
作業開始
駆動系を分解するのに取り外すボルトはM10×2個(青色)、M8×5個(赤色)、M12ボルト(キックアーム固定用、黄色)、皿ビス(黄色)
スターターギヤを取り外して御開帳
取り外したスターターギヤは黒い粉で真っ黒。。。Vベルトの粉?ケース内部もこの煤状の粉で相当汚かった
この32㎜メガネレンチでセンターナットのロックナットを固定すれば簡単に外れます
取り外した部品、左上からM17固定ナット、ワッシャー、ロックナット(この3点はパーツリストには、なぜか記載がない?)、左下からファン、ドライブフェイス
プーリーの表面には段差がありの状態だが、このまま再使用
裏側にあるカバーの固定ビス3ケ所を緩めて分解
左からカバー、プレート(スライドピース3個)、プーリー内部(ウェイトローラー3個)
偏摩耗したウェイトローラー、3個とも摩耗していた、それにしても汚いね
各部を清掃して新しいウェイトローラー6個を組み込み、TOKICO製は取付向きが決まっている、文字を打刻している側をプーリーの回転方向に対して後ろになる様にセット、作業時は裏返し作業なので回転方向は時計回りになるので注意のこと…ちょっと悩んでしまったけど(笑)
Vベルトとあたるプーリー面とドライブフェイス面は念のためシリコンオフで脱脂しておいた、組付け時にVベルトをクラッチから落とすのが難しい、やっぱりクラッチも取り外してベルトを一度緩めた方が良いみたいだが今回はいいかと、、、プーリーのロックナットはトルクレンチで50Nで締め付けたけど、何気にトルクレンチを使用するのは初めてでした
所 見
・取外し分解は30分程でプーリーまで取り外せる。が、Vベルトのカスで駆動系内部全体が真っ黒けに汚れており、各部品の清掃に時間を要した、歯ブラシ清掃やパーツクリーナーでの清掃のため結局2時間もかかってしまった
・ウェイトローラーの取付方向でちょっと手間どった、作業時はプーリー裏側からの作業となるために実際の回転方向とは反対になることに留意する必要あり、ちなみにグリスは塗布せず、スライドピースも清掃のみ
・Vベルトの摩耗や損傷は思ったほど酷くなく、まだまだ使えそう、恐らく一度替えている様子 ⇐ 昔のリコールの時に交換したのかも
・ウェイトローラーを換えて、最高速は60km/hを超えた~作業前は50km/h、また中速域のレスポンスが若干改善したような…気がする。でも登坂でのトルクが若干だが落ちたような、ウェイトローラーを35.1gから33gにほんの少し軽くしたことによる影響かもしれない