メルカリで中古を買って1年が過ぎた。どうもグリップのゴムが劣化しており、グローブなしではベタベタして気持ち悪い。スロットル側を取り外して中性洗剤でゴシゴシ洗ったら多少ましになったけど、表面がすり減って摩耗しているので寿命かな
純正のスロットルに他社製グリップを取り付ける場合には、プラ部分の加工が必要とのネット情報があり面倒なので純正を選択。パーツリストの番号で検索して楽天でポチ
交換手順
1.ハンドルカバーの手前側と前側の固定ビス4ケ所を取り外す
2.バックミラーの取外し(逆ネジ)
3.カバーは、嵌め込め方式だから下側からカパッと外して、ミラー取付部の凸を穴から取り出せばはずれる。ヘッドライトの結線をカプラから抜いて取外し
4.スロットルのケースは上下2本のビスで固定されているので、作業をしやすくするためカバー内側の固定ビスを取り外しおくと良い
5.分解したのでついでにスロットルケーブルの注油、デイトナのノズル付きはケーブルの穴に直接差し込めるので便利、いっぺんに吹き込むとオイルが溢れるのでちょっとずつつが良いね
ケーブル端部の穴には、ゴミが入らないようにゴムキャップがついてた。細かい気遣いだけどこれはいいね、さすがスズキの原付
6.新品のスロットルに交換して組付けたら、スロットルを開けると引っかかって元に戻らない?交換前の古いやつだとスパンと気持ちよく戻るのにね。スロットルスリーブのワイヤーを引っかける箇所を見てみると微妙に形状と寸法が違うような。。。左側(白)が旧で右側(黒)が新、ノギスで外径を図ると、旧37.0mm:新39.1mmとわずかに径がでかいことが判明、えぇ?純正品番なのにね。仕方ないからヤスリで修正しかけたけど面倒になったので古いスリーブを再利用することにした
グリップとスリーブの間にパーツクリーナーを吹き込むと簡単にすぽっと抜けたよ、ただ、抜け止めの凸の数と位置も微妙に違うみたい
旧スリーブに新グリップを差し込み、凸の位置関係により見た目はちょっとね。。。表面に凸凹あり仕上げやけど使用には問題無いから別にもういいや
ようやく完成
所 見
・新品はベタ付きもなく、手触り良好。夏場のグローブは暑いもんね
・スズキ純正品なのに古い機種とは完全互換ではない、自分のは型式UZ50K8だったけど、古い型はもしかしたらスロットルケースの交換も必要なのかも?
・スロットルワイヤー注油と可動部のグリスUPでスロットルの戻りが、スパンと一瞬になり気持ち良い
・前後のブレーキワイヤーにも注油とレバー可動箇所のグリスUPも併せて実施したら、握ったときの感触が良くなった