2001年に購入した定期借地権付き分譲マンションを売却したので記録として経過を書きとめておきたい
マンション概要
・3LDK 105㎡ リビングは18畳の豪華仕様 2F南向きの角部屋
・RC造4階建て27戸 各戸駐車場付
・購入価格 3,460万円
・土地賃貸料、解体準備金、管理費、修繕積立金の合計で49,000円/月の経費
・借地期限 平成61年4月
定期借地権付き分譲マンションとは
「現在、首都圏を中心に「定期借地権付きの分譲マンション」というものが売りに出されています。マンションデベロッパーが、一般的なマンションと同様に販売しています。土地所有者は自治体や店舗経営者、個人と様々ですが、特徴としては、比較的至便な立地のわりに、費用がかなり抑えられ、概ね6割~7割割程度で取得できるというメリットがあります。価格に解体費用が上乗せされている場合もありますが、それでも通常よりは割安な値段で取引されるのが一般的です。 借地期間が50年程度ということがネックとなり、住宅購入層のメインである30代には敬遠されがちでしたが、少し事情の異なる物件も出てきました」ネットの拾い情報
ようは建物は購入で土地賃借代を地主に毎月払うとういうシステムです、借地期間が過ぎれば更地にして出て行かなければならないという物件。通常の分譲より床面積が広く内装もひとつグレードが高い仕様
販売実績(ネット情報 H21と古い資料やけど)
購入したのはH13年で供給戸数が一番多かった時なんだね。。。市場が伸びると判断されたがその後に低迷している、また市場での流通も極端に低い状況なんや、これからも主流にはなんないねこの方式は!
売却理由
・娘が独立して夫婦二人では広すぎ、嫁曰く「掃除が大変」
・月々の経費払いとローン返済が馬鹿にならない(約15万円)
・定年までにローンが完済できない
・16年も住むと飽きてきた(家と周りの環境に)
売却手順
・折込チラシが入ってた新興不動産屋と大手不動産屋と面談して大手に売買依頼
・1万枚の売出チラシにて早速1件の引き合いありもその後他の引合いなし
・その1件の引合い先と契約し手付金50万が振り込まれる
・全額ローンにて購入されるとのことでローンの審査待ち
・本契約より34日かかって本審査通過。。。長いねぇ
・当方は引越し先の選定と契約及び引越しを先に終わった
・3月に不動産屋に依頼して決済完了が9月と約半年かかった
所 見
立地環境と広さで購入したけど売却時にえらく手間取ったわ~その訳は。。。
・定期借地権の資産価値はかなり低い
・住宅ローン審査は条件付きで通る(大手銀行系は微妙)今回はフラット35らしい
・残存借地権年数以上のローンは不可
・借り換えもやってる銀行は少ない
・地主に印鑑をもらう等の手間大(まぁ不動産がやってくれるけど)
・不動産屋との初打3月中旬でローン審査OKが7月初め。。。時間かかるねぇ
・売却価格は購入費用の半分以下。。。まぁしょうがないよね(涙)
・売買の経費で約60万円と新居への引越し等諸々で50万円でなんやかんやで100万超え
結果として当初の希望金額で売却できたことは良かった、後5年住んでたら買い手がつかなかったかもしれないわ。「家」っていうのは買うのも売るのも大変手間がかかるし時間も取られるということが良くわかった。まぁ、あとはずっと賃貸マンションでやっていくつもり。