ケースの蝶番部に塗装剥がれが再発生したので、パテ埋めして部分塗装で仕上げてみようと作業開始、6年前にも剥離して自家塗装の補修をした経験あり
蓋と収納部はφ4mmの軸で連結されており、前回はこれを抜かずに付けたまま補修したけど今回はケースの蓋を取り外してやってみた
連結部にシリコンスプレーを吹き、ラジオペンチでぐりぐり回しながら抜いたら割と簡単に外れたよ。軸先端部に抜け防止用のギザギザが刻まれていたので蓋端部をドライヤーで暖めてから作業、
下の写真が抜いた軸
剥がれ箇所を#600ペーパーで綺麗にしたあとにプラモ用タミヤホワイトパテで肉盛り、乾燥後に#1000であし付け
カラースプレー(ホンダR-81ミラノレッド)が残っていたので、ストローを付けてガラス瓶に取り出し(6年前のだけど)
取り出した塗料にはガスが溜まっているのでビニール袋にいれて1日放置してガス抜き
側面全体に傷があったので#1000ペーパーであし付けしてプラモ用エアブラシで側面全体に吹いてみた。φ0.3ノズルだと塗る面積が広いとうまく吹けないね
どうも艶がないので、蓋表面全体を#1000で水砥して乾燥後にラッカースプレーを吹いてみたら。。。。厚塗りしすぎてシワシワになってしまったよ(涙)
ダメもとで#600でシワシワ部を削り、#1000で水砥、コンパウンド粗目・中目・細目で磨いて最後に液体コンパウンドで仕上げたら、まぁなんとか見れるくらいにまで修復できたので良かった良かった(^^)
この液体コンパウンドで結構綺麗になったよ
所 見
・今回シワシワになった個所は、6年前にラッカークリアを吹いており#1000であし付けしたあとにアクリル塗料をエアブラシで吹いた。乾燥は1週間ほどしたけど欲出して艶々にしようとしてラッカースプレーの厚塗りをしての失敗でした
・7年前に2液性ウレタンクリアで仕上げて、今回その上からラッカークリアを吹いてみたが、「ちち”みや剥離」は発生しなかった?ネット情報ではウレタンクリアの上にラッカー系をのせると不具合がでるとの情報で心配したけど、#1000あし付けと相当年数が経っているので大丈夫だったのかは不明だけど
・蝶番部の塗装剥離は、恐らく蓋を全開にしたときに応力が蝶番中央部に加わりABS素材がゆがんだのが原因だと思う。蓋を開けるときに手で押さえて全開にならないようにすれば剥離も防止できるかも、または全開にならないように紐ストッパーを加工取付する方法もいけるかも
・プラモ製作で塗装技術は多少上手になったと思ったけど、やっぱり難しい。鏡面仕上げにこだわりはないけど、せっかく塗るならば綺麗に仕上げたいよね。今回、コンパウンド磨きでそこそこ復旧できたのは良い経験になった