5年程使用したANA製ビジネスバッグの開閉ヒンジの金具が甘くなり、書類を沢山いれて歩いてるとロックが外れて口が開いてしまうような状況になった。いちいちヒンジの鍵をかけてたけど・・・めんどくせーので修理してみた。
通常の状態
口が開いてる状態
まず、ヒンジの取り外し。M3皿ビス4ヶを外すと取れる。ネジロックを塗布しているみたいでえらく固くてビスの頭が少しなめてしもうたわ
左がオス側、右が鍵付きメス側。クロームメッキ仕上げで高級だね~
オス側の四角穴が開いてる部分にメス側の凸が引っかかる構造、ただ長年の使用で鉄部が磨耗してしまってる
メス側の凸部分
対策として
①オス側の磨耗している部分を半田で肉もり
320番のサンドペーパーで下地造り→フラックス塗布(ここ大事)→半田肉もり
②ネジロックを塗布して逆順で組み付け。メス側の固定ビスは手持ちの鍋ビスを使用
修理完了
所 見
・ANAのマイルで貰ったバッグだけどお気に入り。このまま捨てるのも。。。
・半田肉もりで引っかかりは強くなった。ただ半田なんで直ぐに磨耗するかも
・メス側の凸は内蔵のスプリングで普通はロック状態だけど、このスプリングもへたってきてるみたい、交換はできない構造
・閉めるときに「カチ」という音が「ガチ」に変わった
・このまま使用して駄目なら寿命だね