人生の回り道

人生には三つの坂がある、「上り坂」「下り坂」そして「まさか」 (^^)

バッテリーパックの冷凍による復活化

ideapad S205のバッテリーが寿命みたいで、15分も持たない。まぁ買って丸4年も経ってるのでしょうがない、大昔のノートPCが凄く高い値段のときに同じようなことを経験した。確かThinkPad560や240、535、570あたりの機種だった。ネット情報を頼りに「バッテリーの活いれ」や「セルの交換」をやったけ、最終的には手間と費用をかける割に電池のもちもたいしたことが無かったので結局新品のバッテリーパックを買ったわ

最近はPC本体が劇的に安価なんでだれも手間かかることしないみたいで、Google先生に聞いてみても情報が少ないね、その中でバッテリーを冷凍したら復活するという眉唾の話を見つけてYouTubeで見たらなんか面白そうだし、簡単そう!


How to Fix a Dead Laptop Battery

 

で、試しにやってみた。まずバッテリーパックをプラ系袋にいれて冷凍庫に半日入れるだけ、そのあと室温で自然解凍するだけの手間いらず(笑) セロテープで袋の開口部はしっかりと目止めはしたよ

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実はこの冷凍テストをする前にAmazonで6セルバッテリーパック(サードパーティ製)を勢いでポチしてたのですが、2回目の本体への抜き差しでコネクターのメス部が陥没してS205で認識できなくなってしまった。。。なんか取付のときも妙に渋かったから製造精度がもうひとつだったみたい、さすが非純正!それに評価でも同じような事例が書いてあったので速攻で返品したわ。上の黒い袋はそのときについてたものです

 

バッテリー容量測定は、昔使ってたbbenchを使用してもち時間を測定、一発目は前と同じで15分でダウンした。やっぱり充放電を強制的にしないと駄目みたいなんでS205に入ってたLenovo Energy Managementというツールで何回かフル充電フル放電をしてみた、

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その結果が。。。おぉぉ、40分位電池がもってる(嬉) この後スリープしてしまった

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再度電源ONにすると53分経過で電池残量は0%になったが、シャットダウンしない?何故??たぶんセルがおかしくなってて電圧検出がうまくいってないからかも。。。

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そのあと電池残量0%ままテスト開始から1時間20分後にシャットダウンした

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所見

バッテリーパック冷凍試験は費用0円で多少電池の復活ができた。新品時は2時間はもってたけど4年も使ったものが40分もちゃいいんでないかい?

解凍した後にも充放電してやると復活化には効果があるみたい(か、もっと解凍時間を長くすべきだったかも、今回は6時間解凍)

電池残量0%でなんで30分もシャットダウンしなかったのかの原因は不明です、確かに制御で電池容量残が'7%以下でスリープする設定になってたけど、それにしても不思議だわw 

電池は化学変化で発電するって随分前に習ったけど、冷凍という温度変化でセル内の物質の組成が変化して電池のもちも変わってしまったのかも。まぁこの状態がいつまで続くかは分からんが、大科学実験は成功ということで満足

今度はセルの型式を調べて新品に交換してみょうと思う。電圧合計が10.8DCVということは3.6V×3本直列なんで、18650型または17650型のタブ付きリチウム電池が入手できれば前にやった経験でなんとかなる。。。かも

 

NOTICE

リチウム電池は大変危険だそうです、取扱いには注意が必要です。今回の冷凍解凍もオウンリスクでやりました。真似される時にはご注意願います!