プラモデルの塗装を綺麗に塗りたいので安価な充電式エアブラシを購入した。ただこれだけではどうも部屋で作業するには臭いやミストの関係でうまくないらしい。。。ネットで調べてみると塗装ブースというのを導入するのがいいとのこと。密林での価格は諭吉一枚からあるけど、自作している方も多いようなので今回は塗装ボックスにダクトファンを取り付ける方法でやってみた
塗装ボックスはコレ
ダクトファンはコレ
まずは塗装ボックスを仮組み
部品点数は少なくシンプルな構造
詳しい組立説明書
ファンをどの面に取り付けるかを検討、最初は上面が良いかなと思ったけどエアブラシの噴霧と流れが直列な背面が良さげ。またボックスに吸引空気の抵抗が少なくなるように傾斜付ダクトを内部に増設することにした。ダクト寸法は塗装ボックス内寸を計って、外寸で幅325㎜×高さ295㎜×奥行165㎜と決定
まずは製作スケッチを作成して、密林の梱包ダンボールについてる底平板にパネル切取り図を描く、上下面と左右面の計4枚
左右側面パネル
切り出した後に仮組して問題ないかをチェック
ダンボールの折部には裏表に浅くカッターで切れ込みを入れておくと折り曲げが簡単になる。あまり深く切ると切断されてしまうので注意しながら作業したが、一か所駄目で切り離されてしまった(涙)
スケッチ通りで組み立てたが、出来上がると図面より10㎜奥行が長くなってしまったので前側の縁幅を50㎜⇒40㎜へ変更したらピッタリと入った
ダクト本組
木工ボンドで各パネルを接着。突合せ接着のためパネル合わせ面に盛るようにボンドを付けると強度がでる。折部の裏表も盛ると強度がでて良い、ボンド盛の順番は裏側⇒表側が組立易い
突合せ部
ボンド盛
乾燥後
傾斜部の補強板
フィルターの取付
簡易なブースに塗料ミストを吸着するためのフィルターが必要かどうか迷ったが、木枠を作って嵌め込み接着した。ダクトファンの能力が小さいので吸引力が落ちるようならばフィルターは無しだね。木枠は100均の木柱□10×12(商品には12×12で書いてたけど)でフィルターもレンジ用を流用。フィルターの固定は付属の両面テープで固定する方式
一応内部ダクトは完成。。。
ダクトファン取付及び能力試験はその2へ続く
所 見
・ダクト傾斜部は上下パネルと左右パネルの幅寸法が違うので角度調整がむずい、、、スケッチを描いてみると傾斜角45度に合わせると組付け不可(傾斜部の長さが上下と左右で異なる)上下の方が幅が大きいので、傾斜部の長さ(実物は計って148㎜)に左右パネルも合わせるとピッタリ組むことができた
・ダンボールの内側は波板状に加工されている、パネル切り出し時には波板と直角にカットした方が曲げ強度が出るようだ。ただカット時に切りにくいし折り曲げにくい
追記:裏表があるとの情報を得た下記を参照
段ボールには裏と表があります。│兵庫県姫路市でのダンボール発注ならヘイセイ紙工
表側は綺麗で塗装をされていることも多い、裏側は縦縞もしくは横縞がある方となる、折り曲げ時は裏側にカッターで切れ込みを入れると表側が破断することなく綺麗に折り曲げが可能です
・ダンボールでの製作は、腕の悪いせいか寸法に誤差がでて修正が結構必要です